2014(平成26)年度のTOPICS

2014(平成26)年度TOPICS

環境講演会

平成27年3月4日、一般市民の55名にご参加をいただき、日野自動車(株)大ホールにて環境講演会を開催しました。今回は、ラジオ・テレビでも有名な(公財)日本野鳥の会の理事・主席研究員で、HGF評議員でもある安西英明氏に『~日野の野鳥を知る~春のきざし編』というテーマでご講演いただきました。日野市内で見ることのできる身近な鳥の話を中心に鳥の見分け方、声を聞き分けるコツ、バードウォッチングの楽しみ方などをお話しいただき、面白い話だったと参加者の皆様から大好評でした。また、質問タイムでは鳥好きの方が多く、時間ぎりぎりまで多くの質問があり、賑やかな講演会となりました。

贈呈式・活動発表会

11月15日、21世紀センターにて環境省自然ふれあい推進室中尾室長、HGF役員、平成26年度助成団体及び平成25年度助成団体(発表団体)の約50名が参加し「平成26年度(公財)日野自動車グリーンファンド助成金贈呈式・活動発表会」を開催しました。今年度は46件の応募の中から17団体(総額758万円)に近藤理事長より助成金目録が贈呈されました。活動発表会では、昨年の助成先17団体のうち10団体より1年間の活動について熱心な報告が行われ、多くの質問もでました。発表会終了後の懇親会では、各団体交流を深め、活発な意見・情報交換が行われ、有意義な時間となりました。参加者からは、「各団体の活動が分かり参考になった」、「大変満足」とのご意見を頂くことができました。

炭焼き体験

10月4日、みなと区民の森 環境学習施設(あきる野市)にて、地元で活動しているあきる野里山自然塾様のご協力を得て、「炭焼き体験」イベントを開催しました。天候にも恵まれ、6家族15名が参加し、午前は色づきはじめた秋山の散策を行い、植物の観察や山についての説明を聞きながら急勾配な斜面を一生懸命登り、山頂からすばらしい景観を楽しみました。お昼にはあきる野里山自然塾の皆様から地元で取れた野菜や小麦を使ったすいとん及び朝採りの柿をご馳走になり、大好評でした。午後は炭焼き体験のほか、間伐体験、丸太切り体験等を行いました。子ども達は夢中になって丸太を何度も切ったり、薪を作ったり、炭釜の中に木材を並べたりといろいろなことを体験し、とても楽しそうでした。参加者からは期待以上だったとの声を頂くことができ、子どもも大人も自然のすばらしさを大いに感じられた1日になりました。

「ぐんま昆虫の森」バスツアー

7月19日、15家族40名にご参加いただき、環境意識啓発事業として「ぐんま昆虫の森バスツアー」を行ないました。当日はあいにくの曇り空でしたが、気温が低いため過ごしやすく、子どもたちはボランティアの方の説明を聞きながら、昆虫を探し、捕まえ、とても楽しそうでした。また、HGFの理事でもあり、「ぐんま昆虫の森」名誉園長の矢島先生の質問タイムでは、時間がなくなり途中で打切る程の多くの質問が子供たちから出ました。保護者の方々にとっても満足していただけた1日となったと思います。

探鳥会

6月7日、「鳥と緑の日野センターWING」(日本野鳥の会施設)にて探鳥会を開催しました。当日はあいにくの天気でしたが、13名の方々にご参加いただきました。テレビ・ラジオ等でも有名な(公財)日本野鳥の会の理事・主席研究員で、HGFの評議員でもある安西先生に当日の講師をお願いしました。当初予定した川原での野鳥観察をすることはできませんでしたが、施設WINGのテラスから野鳥を観察し、木立から聞こえる鳴き声から鳥の名前も知ることができました。また講堂では、鳥の子育て、草~虫~鳥の自然の係りなど、普段聞くことができないおもしろい話をご講演いただき、参加者は熱心に先生の話に聞き入っておりました。多くの質問も出て、非常に勉強になった、先生の話を直接聞けてよかったとの声もたくさん寄せられました。

多摩川・浅川クリーン作戦に参加

4月20日、日野市主催で毎年行われている「多摩川・浅川クリーン作戦」に日野自動車グリーンファンドも参加し、地域の方々と一緒に清掃をしました。当日はうす曇で少し肌寒い気候でしたが、地域住民、ボランティア等2,000人弱が参加し約5トンのゴミが収集されました。拾ったゴミの中には、キャリーケースやフライパン、油などがあり「ゴミは捨てずに持ち帰る」意識が浸透し始めている近年ですが、まだまだ意識の向上が必要だと感じた1日でした。来年は今年よりもゴミの収集量が減ることを期待したいと思います。